キャベツに続いて今日は「にんじん」についてですが、これまたキャベツ同様、体の中で頼もしい働きをしてくれてるんです。通称「ウィルスブロッカー」と呼ばれ、守りの力で体機能をあげてくれています。

にんじんはとん彩やの場合ですとキャベツとほとんど同じですが、サラダ、焼きそば、茹野菜、野菜炒め、鍋などに使っています。

<にんじんの実態その1>風邪をひけない毎日に。にんじん力で細菌ブロック!

カロチノイドには、体内に侵入した細胞やウィルスを処理するための免疫システムを活性化させる働きがあります。しかも免疫細胞の最前線にある細胞の一種「マクロファージ」の働きも活発にして、のどや鼻、目の粘膜を強化してウィルスの侵入をブロックします。
バリア機能を高めるので、忙しくて休む暇がないという場合にはにんじんを積極的に摂って、風邪の予防に努めましょう。
またカロチノイドの抗酸化作用はがん予防にも効果的です。

<にんじんの実態その2>カロチノイドの抗酸化作用が免疫力をアップさせる!

ジャンクフードなどの加工食品や、たばこ、酒の飲みすぎなどの食習慣に加え、過度のストレスを伴う生活を送っていると、体内の活性酸素が増殖し、免疫細胞に大きなダメージを与えます。
そのまま放っておくと、はじめはちいさな症状でも、いずれは大きな病気を招くことになりかねませんので、早めの対処が必要です。
にんじんに含まれるカロチノイドは抗酸化作用が強く、活性酸素の増加を抑制。
免疫力アップの効果が期待でき、現代人の強い味方といえます。
特にビタミンCやEと一緒に摂取すると、体内滞在率を長くしたり、互いに酸化しにくくするという特性もありますから、ぜひとも活用してみてください。
カロチノイドは生のままでも、また火を通しても壊れる心配はありません。
また、ビタミン類は皮にこそ多く含まれていますから、皮付きのまま使用するとより効果的です。

<にんじんの実態その3>女性にうれしいカロチノイド作用で乾燥予防に美肌効果!

化粧水をつけても肌が何だか乾燥気味・・・。
そんなときに、にんじんがおすすめです。
というのもカロチノイドは、皮膚や粘膜の乾燥を抑制する保湿効果が期待できるからなんです。
乾燥して皮膚が荒れると、にきびや吹き出物の原因になりますから、予防にこしたことはありません。
また、抗酸化作用が強いカロチノイドは血液を促進する働きもあります。
皮膚細胞の老化を防いで、健やかな美肌つくりにひじょうに有効です。

<にんじんの実態その4>タンパク質や脂質を利用して、より有効性のある組み合わせを!

カロチノイドは油脂類と一緒に摂取するとその吸収率が高まります。特にビタミンEが豊富で、抗酸化作用の強いオレイン酸を多く含むオリーブオイルやコーンオイルを合わせると、効果倍増!!
また、ハムやベーコンといったタンパク質と組み合わせるのもコツ。
免疫細胞が効率よく生成されて、免疫力はよりアップ!
疲労回復に有効に働き、元気な体をサポートしてくれます。

<にんじんの実態その5>少量でも、デトックス効果大!毒素を体外に出しましょう!

最強のデトックス野菜といえばホウレンソウかもしれませんが、現実問題、これを毎日摂取するのは意外と難しいもの。
にんじんなら、一度に少量で高いデトックス効果が得られますから、手軽に利用できるという点からも理想的です。
抗酸化作用の強いポリフェノールを始め、毒素をからめ取って便と一緒に排出する食物繊維、毒素を尿として出すカリウムと、解毒要素がいっぱいです。ジュースはもちろん、炒め物から揚げ物、マリネやジャムと幅広く料理に活用できるのも魅力です。

ということで、にんじんのありがたみがこれで理解できたかと思いますので、とん彩やでいっぱいにんじんを食べましょう!


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