
れいによって、大阪福島で安くてうまいの代名詞として知られている豚肉居酒屋とん彩やのメニューにローリングソバットキャベツは存在しないが、メニューになくても、これぐらいの料理は言われたらぱっと作れるようになっておきなさいよ、という意味できちんと作れるようになって置いてください。
家で作ってみて練習するように。あるいは賄いで作ってみるとかね。
byイマム室長
用意する材料
4人分
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・薄切り豚肉400グラムほど(一人100グラムと考えて)
・キャベツ8枚ほど
・玉葱1個
・ベーコン4枚
・コンソメ
・パスタ麺(あるいはうどん等の乾麺)
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①まずキャベツの葉を大きいまま下湯でして柔らかくしておく。
②ゆでたキャベツの葉に豚肉のスライス肉を敷き詰め、春巻きのように巻いていく。
春巻きの巻き方の手順はイカのとおり。




ラーメン胡椒の部分が具ということになってくるが、今回学んでいただく簡易式ロールキャベツは、葉に肉を平べったいままへパり着けさせて、肉ごと巻いていく。中に入れるアンにおのおの様々な工夫をこらしていくのがキャベツロールの面白い部分だ。たとえばとん彩やで仕込んでいるツクネや餃子のレシピでミンチ肉からアンをこさえて入れるのもよし。そこにカレー風味を加えたり、はたまた中華風春巻きそのものの具材、あるいは海老やホタテなどの海鮮系のミンチ肉を練りこんだアンを入れるのも面白かろう。
工夫一つなのである。
だからこそ、今回は簡単なものしか紹介しない。
そうやって、ふやけたキャベツに豚肉のスライス肉をしきつめ、肉ごとキャベツを巻いたあとは、ほどけないようにパスタやうどん等の乾麺を突き刺して処置する。
そして、
③ロールキャベツを鍋に並べ、玉葱の薄切り、ベーコン(出汁をとるために入れるのだが、これもキャベツの中に巻き込んでも面白いだろう)、コンソメ(各メーカー、水何ccに対して何グラムという風に、用量が容れ物に表記されているので、そいつを参考に)、水を入れて火にかける。
④沸騰してきたら弱火にして煮ること約5分で出来上がり。
ロールキャベツが鍋の中で泳がないようにぎっしりとしきつめるのがこの料理のポイントである。ロールキャベツが鍋の中で泳ぎはじめると、荷崩れしてしまい、収拾がつかなくなるのだ。ゆえに、少数を作る際は水の量と沸騰する直前の火加減を上手く操れる必要がある。
スープを別々にし、ロールキャベツを煮詰める用のスープと、あとで継ぎ足す用のスープに分けておくというのも一つの手だろう。
アレンジ一つ 発想一つでいろいろ進化してくれます
最近流行のトマト風味にしたければ、缶詰のホールトマトをざく切りにして、汁ごと入れて煮詰めればOK。その際、トマトに味がついていないので、スープが薄くならないよう、バターあるいは味塩コショウをいれるのを忘れずに。
でないと、トマトの生臭い風味だけが残ってしまいますゆえ。
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居酒屋 とん彩や福島店
大阪市福島区福島5丁目10-13
06-6456-1038
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