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子供の頃によく父親に連れて行ってもらったキャンプ。
海がすごく大好きだったので、夏が近づいてくると夏休みが愉しみというよりはむしろ、今年は海に連れて行ってもらえるかどうかっていうことの方が肝心で、お気に入りのキャンプスポットは島根県の大田というところにある海岸だったんだけど、海水浴場として開放されているエリアではないらしく、今では地図でどうさがしても見つけることができないでいるのですが、正確な場所を親父に尋ねるのはなんだか余計な感情が邪魔をしていて、ためしに自分の勘だけをたよりに当てすっぽうにクルマで行ってみたことはあるのだけれど、やっぱり思っている場所と違ったりして、近くに住んでいる人たちにこうこうこういう場所なんですけど、と尋ねてみたりもしたのですが、やはりたどり着くことが出来ずにいます。

岩場があり砂浜があり、後ろに囃子があり、海の家はなく、トイレもなければシャワーもないような場所でした。浜辺から生えた防波堤が100メートルほどあり、その防波堤の向こう側はかなり深く波もあらい岩場で、海水浴には不向きだろうと思う。防波堤の内側の海岸は海草だらけで、それを乗り越えて向こうへ行かなければ海で泳ぐことは不可能な場所でした。

海が好きなワタシでしたが、それは海で泳ぐことが大好きだったわけではなく、砂浜にいるという環境というか、そこでキャンプをするのだ。別世界で朝を迎えるのだという非日常性にわくわくしていたのだろうと今では思っている。思い出の場所で一番の思い出といえば、ある一匹のの映像。

キャンプにはワタシの父と父の妹、その旦那さん(つまりワタシの叔父さん)、そしてもう一人ワタシの父の妹とその彼氏、そしてワタシとワタシの兄といったシチュエーションで行くのが恒例で、父の妹の彼氏がにもぐって突いて来た大きなすずきの姿が今でも印象に残って忘れられません。

すずき

もちろんこれがその当時に撮った写真というわけではないのですが、あの頃ワタシはまだ小学校の低学年。灯りの点いた浮きを使っての夜釣りや、もりで突かれた大の姿、そしてそれが目の前でさばかれて、バーベキュー台の上で音を立てて焼かれてたつ煙の映像とその味が、それまではなかった何かをワタシに植えつけていくようなその感覚。

見たこともないような物をみる体験や、やったこともないことをする体験って、思い出としてとっても大切なんだな~っていう気がしますね。
そういうことをさせてくれる人がいたのだという確信が今の自分を支えている。そういう意味で思い出というのはとても大切なのだと感じます。

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