一見ひょろひょろとして頼りなさげなお野菜の「もやし」ちゃん。

もやし

ひ弱そうな子供をさしてもやしっ子と表現されるように、白くて細いその風体からはたいした栄養素など含まれていないようにも見える。

ただ、値段がリーズナブルだし、しゃきしゃきとした触感がたまらないので、家計の味方としても、おかずの具材としても人気のほどは超人気といえそうだ。してこのもやしには一体どのような栄養素が含まれているのだろう?

モヤシには、その原料である豆のたんぱく質から生成されたアミノ酸がたっぷりと含まれているのだ。豆が発芽するさい、たんぱく質を分解する酵素が働いてアミノ酸となり、モヤシへと変貌を遂げる。

もやしはうまみのもととなるアミノ酸をたっぷりと含有しているからこそ美味しく感じられるのだ。

また、モヤシには100グラムあたり10mgのビタミンCを含んでいる。これはグリーンアスパラガスの10mg、サラダ菜の13mgに近い値なのであり、白くて細っそりとしたその外見からは計り知れない栄養を体内に蓄えているのだ。

もちろん、ビタミンCの含有量が多い野菜はもやし以外にもたくさんあり、モヤシがナンバーワンっていうわけではない。ただ、1年中手に入る野菜でこれだけ安く、そしてこれだけ多くのビタミンCとアミノ酸を含有した野菜はもやしの他例を見ない。

当店だと、には必ずもやしが入っているし、あと、豚キムチなんかはモヤシが欠かせませんね~。

豚キムチ