物語の原作を書く際、とん彩や福島店のイマム室長は、ほぼ必ずといっていいほどお好み焼きの豚玉(単品¥500)を食している。
単品の価格は先述の通りだが、ウルトラモダンセットなるとん彩や名物のセットメニューの中の一つを選択すると、ここに焼きそばとタコさんウィンナーが3本ついてきて、¥999となるのでかなりお得なのである。
焼きそば(単品¥500)にはソース焼きそば、塩焼きそば、明太ソース焼きそば、しょうゆ焼きそばの4種類があるが、セットメニューについてくる焼きそばはお客様から何らかのリクエストでもなければほぼお任せで出てくる仕組みとなっており、大抵の場合がソース焼きそばである。
とん彩やのソース焼きそばはあごだしという飛び魚の粉末出汁の素を味付けの主役に持ってきており、そこにウスターソースを少量加える。
塩焼きソバの場合はここからウスターソースを排除した味付けとなっているが、味の複雑さでいえばソース焼きそばの方が上なのでとん彩や的にはソース焼きそばの方がおすすめであり、かなり人気の一品となっている。
お好み焼きの豚玉は山芋等の根菜類を一歳使用しておらず、小麦粉とタマゴと、伊賀越株式会社からとりよせているお料理上手という出汁醤油(高級品)を使用しており、まあ、他に隠し味はあるもののそれは内緒にしておくとして、美味しい人気商品の一つといえよう。
タコさんウインナーが3つついてくるのは単なる余興だが、スタッフに余裕があれば4人のお客様がいる場合、4つつけたり等、他店にはない気配りがなされたりもする。ただし余裕がなかったり、新人教育中であり、余裕があったとしても失念している場合もあるのであしからず。
とん彩やにおいて、お好み焼きはバースデーケーキの代わりに使用されることも多々あり、急遽友人や知人の誕生日を祝いたいのだと言われれば、とん彩やのスタッフの手によりバースデーケーキならぬ、バースデイ豚玉が作成され、提供される際、同時にギター演奏を伴ってハッピーバースデーソングの合唱が行われることもある。
尚、誕生祝の際にとん彩やのバースデーお好み焼きをご利用なられる際は、なるべく事前に予約をしてくださったほうが有難いでござる。
プロの写真屋に撮影してもらうとやっぱり絵のできばえは全然違うね
それではご来店お待ちしてまする。