言葉を正しく使おう

真のグルメ居酒屋を目指すには、料理の腕前だけではなしに、世間さまざまに見識を深めていく必要性があると思うのです。鍋のルーツも辿ればそこそこ深い。ただ単に鉄の鍋の中で食材を煮込むだけの鍋でさえ、そこそこ深いのです。宴会は紀元前から行われていた人の文化の一つであり今もすたれないコミュニケーションの形である。思えば酒にまつわる物事、グルメにまつわる物事は、実はどの分野の歴史よりも深いのだ。なぜなら人はものを食べなくてはならないからであり、酒に酔う習慣を忘れることができないからだ。そして何時いかなるときも、言葉を使わなければ人同士足りえない。というわけで、言葉を研ぎ澄ませていこうというこの企画。

今日の単語はこちら。

ガジェット

【語源、由来】 そもそもは、「小道具」「ちょっとした機械装置」「小さな仕掛け」という意味の英単語。もともとは船で使うフックなどを指す船乗りの言葉だったという説もある。

ガジェットの現代的用法

使用例:たまげたぜ。こいつはすげえガジェットだ。

電車やバスの車内で見かける若者はたいてい何かを触りながら耳からコードを垂らしているか、何かを持って指で突っついているか、座席で膝に何かをのっけて両手でいじくっているかのどちらかです。その彼らが手にしている物こそがガジェット。スマホ、携帯型ゲーム機、携帯音楽プレーヤー、タブレット端末、電子書籍端末等、様々。ガジェットの特徴として、何より持ち歩けるということが挙げられるでしょう。

ガジェット






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