こんにちは、大阪福島駅で安くて美味しいおすすめの豚肉居酒屋とん彩やです。
夏はスタミナ豚料理。本日は、スタミナ豚料理にかかせないお野菜のお話。
現代人の食生活っていうのは、とかく野菜不足に陥りがちです。そこで、1日分の野菜がこれ一本でとれる、などとうたった野菜ジュースがしばしば売られているといった現象が発生しているのですが、これって、本当に1日分の野菜の代わりになっているんやろうか?
厚生労働省が発表している指標によると、健康な生活のために1日に必要な野菜摂取量は350グラム以上とされている。「1日分の野菜がこれ1本」の根拠樽部分がこの数字というわけなのだが、野菜丸ごと食べる350グラムと、汁だけ搾って飲む野菜っていうのとでは、その栄養価は野菜としてどうなのかっていう部分が疑問になってくる。
市販の野菜ジュースは原材料となる野菜を一度煮込んで濃縮しているものが多い。さらにそれに水分を加えて元に戻しているのだが、この「濃縮還元」という工程を経たことによって、さまざまな成分が取り除かれてしまう。
まず、ポリフェノールなどの微量成分(ファイトケミカル)についてだが、これは苦みや渋味の原因となるという理由で除去されている。市販の野菜ジュースが飲みやすいのはそういった工程を経ているためなのだが、食物繊維も同様に3分の1のレベルにまで減らされているというのが実情のようだ。
そのうえ、熱処理の過程により、熱に弱い成分はことごとく失われてしまう。その代表的な成分が、ビタミンCなのだが、熱処理した野菜ジュースっていうのは、生野菜の10分の1程度のビタミンCしか含まれてはいない。なので、結論からいえば野菜ジュースは野菜の代わりにはならないっていうことになり、あくまで補助食品ととらえ、生野菜を積極的に摂取していくスタンスで生きていく方が賢明ってことにはなってくるわけですね。
居酒屋へ行ったら、まずは「サラダ」ってご注文なさるお客さんが多いのは、そういったことを体で知っているからなのかもな~。
肉と野菜をバランスよく摂取できるメニューがあったらいいな~っていうわけで考えた組み合わせがこちら。餃子には結構野菜が含まれており、豚キムチに使用されているもやしにはビタミンCがふんだんに含まれている。
生野菜のほうがビタミンが豊富に含まれてはいるけれども、柔らかく調理した焼き野菜、湯で野菜のほうが、体にとっては栄養を摂取しやすいっていう事情もあるわけなんですね~。